映画「Yesterday」を観てきました。
エンタメ系の記事が続いてしまっていますが、ご了承ください。。
お正月休みに、かねてより見に行きたいと思っておりました「Yesterday」を観てきました。
昨年秋公開の映画なので間に合うかと心配していましたが、評判がよいのかロングランになっていまして、お正月休みも公開しており、しかもわりと近い横浜のムービルで観ることができました。
ネタばれありでよいでしょうか?
ミュージシャンとして売れることを夢見ながらもブレイクせず、日々悶々としながらスーパーで働く青年。
ある時、とあるきっかけで世の中がビートルズが存在しなかったことになっていることに気づきます。
自分の歌としてビートルズの歌を披露すると、たちまちスターに。
偽っていることと、有名になっていくことの間で悩む主人公は。。
というお話しです。
この設定だけ見るとなんだかB級感あるんですが、SF、ロマンス、楽曲などのバランスがとてもよく、この設定の落としどころからのハッピーな結末が爽やかで、見てよかったーと思える作品になっていると思います。
誰もビートルズ知らないの?じゃあこれで大儲けだ、アッハー!ってならず、悩んじゃうのがイギリス映画っぽくてよいですね。
主人公のマネージャー業をやってた幼馴染の女の子との恋の進展がもどかしかったり、主人公の心情や置かれてる状況とビートルズの曲が合っていたりというエンタメ性も楽しめるし、エド・シーランが自分自身の役で登場しているのも面白い!
ちょろっとしか出ないのかと思っていたけど、結構セリフも多いしストーリーにもからんでくるのでびっくりです。
歌もフルじゃないけど聴けて、お得感ありました。
そして、悩める主人公に心を決めさせる出会いとなるのが、年老いたジョンレノンなんですね。
ジョンだとはセリフにも出てこないんだけど、映画をみていれば皆わかるんです。
ビートルズが全世界的なスターになっていなかったら、ジョンはあんな亡くなり方はしなくて、こうして穏やかな老後を過ごしているのかもしれない。
でもそれはビートルズのいなかった世界ということになる。
いろいろと思いがめぐるシーンでした。
エド・シーランが主人公に「君はモーツァルトで僕はサリエリだ」と、その才能(本人のじゃないけど)に悔しさを飲み込むシーンも印象的でした。
エド・シーランもビートルズにはどんな思いをもっているのかなーと、察するべくもないステージに立つ向こう側の人たちにも苦悩があるのかもしれないことを感じましたね。
マサムネさんも自身のラジオでこの映画を観に行ったことを話していましたが、やはりどう思うのかなーって考えてしまいます。
ビートルズの楽曲の素晴らしさを再認識するにはあまりある映画です。
映画を見た後はみんな聴きたくなってるのではないでしょうか。
それにしても、映画に出てきた曲を全部知ってる自分に驚きました。
20歳くらいまでに耳にした楽曲っていうのはからだに染みついているんですね。
特に毎日夢中になって聴いたわけでもないのに。。
好きなミュージシャンだってほぼみんなビートルズの影響を受けている訳で、もう客観的にビートルズの曲がいいか悪いかを論じることができないからだになってるような気がします。
ビートルズの曲を耳にしたら、あ、いいなって脳が条件反射してしまうというか。
まだ公開している映画館もあるようなので、なんか映画見たいなーと思っている方はぜひどうぞ。
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スピッツMIKKEツアーライブ感想。その3
ライブの感想続き。
YM71D
そう、この曲はやっていただかないとね。
マサムネさんのカッティングみたいもん。
ギター、グレッチなんだ!この音は確かにー!
アウトロの最後の方のテツヤさんのソロもかっこよかった。
CDだとソロ始まったと思ったらすぐフェードアウトで終わっていくんだけど、ライブではきちんと長くソロを弾いてくれるアレンジになっててよかった。
曲の終わらせ方もドラムがまたかっこよく決めてくれて、いい感じ。
ロビンソン
you tube再生回数1億回突破記念なのか?ロビンソンやってくれました。
ライブで聴きたいから嬉しかった!
ルララ~の高音も余裕あり、美しい裏声を堪能させていただきました。
テツヤさんのアルペジオのリフの美しさが命でもあるこの曲、もっとサビのギターの音大きくしてほしかったなってちょっと思った。
ありがとさん
重厚なベースラインがかっこよいこの曲ですが、低音が響いていてあまりクリアに聞こえてこなかったのは後方席のせいかな。
CDよりずっしりしたサウンドになっていて、力強い印象。
それだけに、アウトロは聴きごたえあった。
楓
楓をライブ会場で聴く時のしっとり感、いいよねー。
サビのマサムネさんの声が会場に響き渡って包み込むような感じ、めちゃくちゃ気持ちよくて気が遠くなりそう。
MC
いっこ前のMCだったけど、曲がった僕のしっぽなんてタイトルの曲をこの年になって作ってるとは思わなかった。
みちのく一人旅とか、そういう曲を…え、演歌?
でも30年前は歌手やってる50代って言ったら演歌ぐらいだったからね。
それと、Mステみなと事件の話をまたしてた!今となってはネタになってるからいいかみたいな。
あとラップにちょっとチャレンジしてたね。明日やってみようって、休みだよ(笑)
渚
このシーケンスの音は!
渚は古い曲だし聴くことができてうれしかった!
若い時カラオケでよく歌ったなーとしみじみ。
ドラムのアレンジがオリジナルよりカッコよくなっていて、その音ばかりをおいかけてしまいました。ずっと聴いていたかったな。
そのせいか、キーを半音下げて歌ってたらしいことに気づかなかったです。
8823
スピッツのライブといえば8823だよね!
15日の後方席では、田村さんのうろちょろするのがよく見えて楽しかった。
やっぱりキメの定番曲は大事だな。
ドラムの話が多くなるけど、Aメロのシンバルを細かく鳴らすところがすごく好き。はやる気持ちを抑えられないって感じがする!
俺のすべて
8823では飽き足らず、この曲もやってくれるんですね!
もう最後なんだなっていうさみしい気持ちもよぎるけど、ここは思い切り跳ばなくてはいけません。
センター席、スタンド席のお客さんも全員か?ってくらいたくさんの人たちが手拍子してるの見える!圧巻!!
舞台袖に集まったスタッフさんも全員で手拍子してるの見えるし!
最後、俺のすべてーーーーーーーっていつまでも伸ばし続けるマサムネさんの声の調子はやっぱり相当よさそう。ずっと聴いてたい。
ヒバリのこころ(12日)/春の歌(15日)
ヒバリのこころは2年半前の30/50ツアーの時の印象がすごくて、振り返ってみるとそれと今回のが頭の中で混ざってしまっている。
スピッツというバンドの力量を見せつけてくるこの曲が30年前のデビュー曲なんだからなあ。。
ぜひユニバーサルジャパンがブルーレイ宣伝用にyou tubeで公開している映像をご覧下さいと言いたいです。
春の歌、他の日替わり曲が12日と同じだったからここも同じかと思ったら変えてきた!やっとライブで聴けて嬉しい。
俺のすべての勢いをそのままこの曲の疾走感にのせて駆け抜けていくスピッツ。
あー、行かないでー!
アンコール
去って行ったスピッツを呼び戻すため、手をたたき続けて待つ。。
醒めない
アンコールの手拍子が拍手に変わり、ドラムとギターのカッティングが鳴り響く!
醒めない、またやってくれた!
このハネたリズム、ワクワクする感じがしてすごくいいねー。
メンバーも楽しそう。
チェリー(12日)/群青(15日)
アンコールでチェリーきた!
チェリーもういいよというファンもいるかもですが、ライブで聴くとやっぱりいいんだよね。このハネたリズムこそスピッツ。
出だしのドラムだけでも聴く価値ありだと思います。
照明が淡いピンクでとってもかわいかった。
群青
青い照明がキラキラ輝いて始まったのは…群青だ!
イントロがアレンジされてて、わかるのにちょっと時間かかってしまったけど、ライブで聴くの初めて。
この曲やるなら振付け(←MVでスピッツが踊っているやつ)復習しとくんだったー!
最後のぴょんて跳ぶとこは頑張りました。
コーラスをみんなで歌ってるのが見れてよかったし、なんかほんと、最後に素敵なおみやげもらった感じ。
MC
ここでメンバー紹介。
ひとりひとりにすごーく時間をかけるの、ライブの終わりが先延ばしになるから歓迎です。
主に12日の話題ですが、田村さんはスマップとの話、クジさんは高速の出口間違えた話、崎山さんは付き合ってはいけない3Bの職業から今日の服がバーテンさんみたいだって話、テツヤさんは今日は令和元年最後の満月(12日)やふたご座流星群(15日)が見れるよって話でした!
それと、15日のMCで心温まる話があったので、正確ではないけど書いておきます。
「今日はこの辺(ステージの上前方を両手で示しながら)にほわーっとしたものがあって、すごくよかったです。
このほわーは、この中のひとりでも一人欠けてたら作れなかったものです。
なので、一人一人に言いたいです。
ほんとにありがとうございます。
自分なんかいてもいなくても…って思う時があるかもしれないけど、いなきゃだめだからね。」
よく自分の気持ちは自分の言葉で伝えようっていいますよね。
マサムネさんのこのオリジナルすぎる言葉は、その日のお客さん1万数千人の方の存在を全肯定してくれました。
こういう気持ちが、歌詞に乗り、歌に乗り、音に乗って、スピッツを聴くわたしたちに届いているんだな。。泣。。。
ヤマブキ
最後は最後にふさわしい曲がきましたね!
これで終わるのはわかってたけど、この曲のおかげでさみしさはないよ。
崖の上までーーーと最後のところも長くのばして、ほんとに最後まで声量も色も落ちずに素晴らしかったです!
まとめ
聴きたいとずっと思ってた曲、想定外に聴けて嬉しかった曲、何度聴いてもいいよねって曲ばかりで、今回のセットリスト、大満足です。
ベースとギターがちょっと聴き取りづらかったのもあるけど、今回はマサムネさんの歌声と崎山さんのドラムに聴き惚れてしまった感じ。素晴らしかった。
他にもいろいろありましたが、いい加減この辺で。
結論。スピッツ最高~!
スピッツMIKKEツアーライブ感想。その2
気が付けば木曜日~♪
ライブの感想続き。
点と点
イントロのギターのリフが特徴ある、さざなみCD収録の曲。
ノーマークだったけどライブだと曲のスピード感が生きていい感じ!
ラジオデイズ
ラジオデイズ、きたー!
出だしのドラム、カッコイイね。出だしだけじゃないけど!
ギターサウンドが生きてる曲で、マサムネさんとテツヤさん、どっちがどのフレーズ弾いてるのかが見どころのはずなのに、思い返すとわからなくなっている。。大サビの後のソロはマサムネさんだった。はず。
ピックスクラッチのとこもマサムネさんのはず(ラジオにて談)なんだけど、見逃してしまったようです。
8823もそうだけど、案外いいところはマサムネさんが弾いている率が高いような気がする。
MC2
どこのタイミングの話かは忘れているので、覚えてるのを書きます。
ひとつめ
横浜アリーナは10年前にアジカンのイベントに出演したのが最初で、その時(ベースの)田村さんが間違えてサカナクションの楽屋に入ってしまったがしばらく気づかないでいた話。
あれ?女のひとがいる…と気づいて慌てた田村さんに、山口さんが一言「大丈夫です」と。
マサムネさんそれ聞いて「優しいね」
ふたつめ
(横浜にちなんだ話として)神奈川県民ホールにナオト・インティライミのライブを見に行ったというマサムネさん。歌やダンス、果ては小芝居までするナオト氏に感動して、自分もやったほうがいいんじゃないかという考えがよぎった話。
俺たちも巻き込まれるわけ?とメンバーに突っ込まれる。
みっつめ
話の流れで優しいあの子のAメロを替え歌にして、Bメロを違う曲にするという即興を披露。
新横浜駅まで送ってく~ ウチとは反対方向だけど~ 君と一緒にいたいから~ そんなの平気さ~(記憶あいまい)
で、次が優しいあの子の歌詞で言うと氷を散らす~なんだけど、ここから違う曲のサビになるの。
12日はELTのtime goes by(信じあえる喜びを~)、浜ちゃんのH jungle with T(時には~)って感じ。
選曲が懐かしい。。
15日の方では、田村さんに、今のみたいなのが小芝居なんじゃないの?と突っ込まれて、え!?今のがそうなの?…って、ほんとにダラダラ終わりの見えないMCをします(笑)
優しいあの子
それではちょっと優しい感じの曲をやりますとか言って始めたのはやはりこの曲。
半年間毎日聴いてたけど、ライブだと声の伸びやかさが引き立つなぁ~
間奏のテツヤさんのギターソロが美しい。
ドラムはおしゃれだし、ベースは動くし、案外聴きごたえある曲だなと、あらためて。
ヒビスクス
ステージ上の照明が下がってきたのこの曲からだったかな?
それによりステージ全体が青い明かりに包まれる中、赤い光線が天井から幾筋もステージに向かって突き刺さる。
ヒビスクス(ハイビスカスのラテン名)の赤と、海(を連想する歌なので)の青をイメージしたと思われる照明のコントラストが美しい。
この切なく緊張感のある照明の演出が楽曲と合っていて素晴らしかった。
プール
泣きました。
死ぬ前に一度はライブで聴くことを夢見ていた大好きなこの曲を、今私は生で聴いている…
ありがとう、スピッツ。。
古い歌なのでオリジナルは若い歌声だけど、今の艶やかな高音もたまらなくよい。
照明の演出も、この曲は特別美しかった。
青と明るい緑と、白のキラキラが無数にステージ上にちりばめられていて、間奏でAh~♪と繰り返すスキャットが入るところは青一色に変わる。
水の底で揺れているような…夢を見ているのか。。
曲がった僕のしっぽ
どっか違うところに行ってしまっていたわたしを、フルートの音色が呼び戻す。
3(6/8)拍子の曲をライブで聴くの初めてかも。
頭で1,2,3、1,2,3てカウントしながら聴いてしまった。
聴いてる方はこんな調子なのに、ドラムワークが複雑すぎて驚愕。何?どうやって叩いてるの?途中のヘビメタ調にリズムが変わるところがフォーカスされがちかもだけど、ここのとこのドラムがなんかもうすごすぎて、目と耳が釘付けになってしまった。
と思ってたらBメロではコーラス参加してるしー!
崎山さんの脳の中、どうやって情報処理されてんだろ!?
でもマサムネさんも、ちゃんと叩いてくれるって信じてるからこういう曲作ってこれるんだろうなぁ。
なんて、メンバー間の信頼関係の深さまで推し量ってしまったよ。
MC3
最近、加齢ネタが多めのスピッツ。
疲れたら無理しないで座って聴いてくださいねーとかそういうことを言ってくれます。
90年代からスピッツ聴いてくださってる方なんかもう腰とか大丈夫ですか?ってとこ、そうだよねーと。
そして、僕は大丈夫です!と屈伸してみせるマサムネさん。
いやー俺も最近ねーなんて言わず、こういうことするんだよねぇ。キュートなおじさんだよ。
それに続いて田村さんとキーボードのヘルプのクジさんも、こっちも大丈夫といわんばかりに屈伸して、なんだか、ほんとスピッツ好きってなった。
わー!この曲ライブでやってくれるんだ!
サプライズプレゼントをいただきました。
カッコいいベースラインをもっと聴き取りたかったけどちょっと響いちゃっていたの、私の耳がだめなんかな?
マサムネさん、このライブでの声の力強さ、伸びや広がりが半端ない。
聴いててめちゃくちゃ気持ちよいのです。
なんだかこのレポの終わりが見えない。。飽きた方は読み飛ばしてください。
続く。
スピッツMIKKEツアーライブ感想。その1
約2年半ぶりに、スピッツのワンマンライブに行ってきました。
フェスなどには度々出演していて見に行ったりもしてましたが、ニューアルバムのツアーのライブはまた格別。
12日と15日、チケットが取れまして2回行くことができました。
1回でいいじゃんと思うかもしれませんが、ライブなので曲や話の内容が変わったりするんですね。ファンとは欲張りなのです。
始まる前の感じ
時間がなくてそんなに早くは会場に行けませんでしたが、人気のグッズを買うのに相当並ばなければダメだったようです。
お客さんの年齢層はスピッツを現役で聴いてきた世代だけでなく、こどもから70代くらいまで幅広く、そして落ち着いた感じでした。
みなさん、スタンダードな演目の演劇を見に来たのかな?というくらい。
でもツアーTシャツを着てる人もちらほら見かけ、ライブ機運は高まります。
ステージのセットはいつも通りシンプル。
(たぶん)スチールの立方体の枠をいくつも積み上げたようなものが、様々な高さになってバックに並んでいるだけです。
開演時間定刻通り、ステージが暗転。。
1見っけ
ここ数年メンバー入場時にかかっていたSUGINAMI MELODYのオープニングSEがかからないなーと思ったら、見っけのイントロが!
キラキラ感、ワクワク感にあふれた”見っけ”で始まるの正解、大正解だよ!
イントロは青白いたくさんのライトが光って、歌いだしとともにステージが明るくなり、ステージ上にはスピッツが登場。
あー、ご本人たち!ライブ始まったー!
2はぐれ狼
そうそう、これ絶対ライブでやるべき曲。
ギターリフもメロディーも、やっぱりライブで聴くとなおさらよい。
サビではお客さんものってます。
はーぐーれおーかみー♪ってやりたかったから、ありがとうです。
3エスカルゴ
この特徴的なイントロは!
イントロからのれる曲、エスカルゴが3曲目とは後半何を出してくるつもり!?とばすねー!ついていきますよ!
4けもの道
赤いスポットライトがベースの田村さんにあたっているということは、この曲で決まりです。
ライブが盛り上がってくる最後の方でやることが多いのに、畳みかけてくるなぁー!いいよいいよ-!
ベースのソロもっと長くていいのにな。
ソロの後のダウンピッキングが始まったら、もうみんなで暴れる合図。
5小さな生き物
暗転後、マサムネさんにスポットライトが当たり、アコギの音色と歌声が。
優しく力強い歌、小さな生き物ではないですか。
ライブでやってくれるとは。
ミディアムスローなリズムに、かみしめるようなマサムネさんの歌声がからだに染み込んでいく。。
タメのあるドラミングがいいなあ。
MC1
今回はMCをきちんと覚えていないので、断片的に。
いつも通り、本日はお忙しい中スピッツのライブに時間を割いていただきありがとうございます、という丁寧なごあいさつから始まり、右側の人~
真ん中の人~とそれぞれの客席に手を振ります。
真ん中の人~で前の方の人たちも手を振り返したら、あなたたちは前の方だからってダメ出しが。わからないよー。
後ろの人はついてないと思ってるかもしれないけど、来年はいいことあるからって励ましてました。
6遥か
次は激しい曲?優しい曲?どっちかな?と思ってたら、優しい方がきた!
メンバー全員(おそらく)でのイントロのコーラスが微妙に不安定で、ライブっぽくてよい。
CDだとはかなげな曲だけど、ライブだとマサムネさんの声量が際立つ感じ。
バンドサウンドの聞こえ方も力強いので、同じ曲でも雰囲気の違いを楽しめる。
7快速
見っけからの曲、再び!
照明が青と、緑色の横のラインが流れるように光って、曲のイメージに合っていたのがきれい!
途中、アーオ、アーオ、アーアーってコーラス入るの、メンバーの誰かが歌ってるのかと思っていたらマサムネさんだったんだね。
こんな感じで、ライブだとこのギターはテツヤさんだったのか!とかわかるのも楽しい。
8放浪カモメはどこまでも
MVが好きで、一度はライブで聴けないものかと思っていた1曲!
やってくれてありがとう!
オリジナルはサウンド重めだけど、ライブでは逆にあっさりした音になっててちょっと意外。
PA(音響)さん、もっと低音ガツンとお願いします!違う?
それと、マサムネさんの歌声が当時よりうまくなってるのでなんとなく、優し気な響きに。
ロックって曲によってはガサツな声がよかったりするのもある。ミッシェルとか。
年齢とか音作りとかに影響を受けると思うと、案外ロックってデリケートなのかもしれない。
その2に続く。
インフルエンザにかかりたくなければ、口を閉じよう。
今年もまたインフルエンザの流行る時期になってきました。
学級閉鎖の話もちらほらと聞きます。
特にピークと予報されているのは年末年始だそうです。
せっかくのお休み、健康で過ごしたいですね。
そこでちょっとインフルエンザについて復習してみたいと思います。
インフルエンザではまず死なない
インフルエンザは致死率の低い感染症ですが、小さいお子さんや高齢者がかかって肺炎などを併発すると命にかかわることがあります。
ですが普通の大人はもしかかったら、1週間ほど寝込んだりすれば、治っていきます。
必要以上に恐れる必要はありません。
ウイルスとは
ウイルスは病原体の一種です。
大腸菌、結核菌などの細菌は単細胞生物で、栄養を取り込んで増殖する生物の仲間ですが、ウイルスは細胞ではありません。
遺伝子は持っているのですが、自力でコピーできず、人などの宿主の細胞の遺伝子コピー機能を使って増殖します。
つまり、なんらかの生物に取りついてはじめて自己を増殖させることができます。
鶏は感染するが人にはうつらないとかありますが、宿主の細胞のタイプによって増殖できたりできなかったりがあるということなんです。
ウイルスはエンベロープという殻に覆われているものとそうでないものがあり、インフルエンザはエンベロープ有りタイプです。
エンベロープはアルコールで破壊できるので、インフルエンザにはアルコール消毒が有効です。
一方ノロウイルスはエンベロープを持たないので、アルコール消毒が効きません。
DNAの入ったウイルス粒子を破壊しないと死滅しないので、そのためには塩素消毒が必要になります。
インフルエンザの感染経路
インフルエンザの感染経路は主に2つ。
①飛沫感染
ここでいう飛沫とは、咳やくしゃみなどで体内から飛び出した唾液などの微粒子です。
咳やくしゃみをした人がインフルエンザのウイルスを持っていて、その微粒子にウイルスが含まれたものを吸い込むと、感染しやすくなります。
咳やくしゃみをした人から最大2メートルくらいの距離まで飛散します。
なので、そういう人から2メートル以上離れれば感染を防げます。
飛沫は水分なので、重力で下へ落ちていきます。
そのため、いつまでも空気中を漂っていることはありません。
しかし、乾燥して換気の悪い室内などでその水分だけ蒸発し、ウイルスが空気中に漂いやすい環境があると、その空気を吸い込むことでウイルスを体内に取り込んでしまうため、感染する恐れがあるようです。
これを空気感染と言いますが、基本的には、インフルエンザは空気感染はしません。
②接触感染
ウイルスの付着したものに触れた手で目、鼻、口などの粘膜に触れると、粘膜からウイルスが体内に取り込まれてしまいます。
インフルエンザウイルスは布などの凸凹した面の上では8-12時間、つり革やドアノブなどのつるっとした面の上では12-24時間感染可能状態にあります。
それを触れた手が食器などを触ったり、鼻や目の粘膜に触れると、そこから体内に入り込みます。
からだの働き
ウイルスを含む空気や飛沫を鼻から吸い込んだ場合、鼻の絨毛でからめとられ、鼻水として排泄されるという働きがあります。
また、鼻腔を通過するときに加湿加温されることで、感染力が落ち、免疫機能が効きやすくなります。
からだに取り込まれても、白血球をはじめとする免疫機能があるので、即発症とはならないです。
感染を防ぐには
ウイルスが体内に入ってくるのは主に粘膜からなので、まずはそこに到達しないようにします。
- 鼻呼吸をこころがける。
- 咳やくしゃみの飛沫がかからないようにする(2メートル離れる)。
- 人が多く狭い空間では、できるだけ口を開けない。(マスクは飛沫感染は防げますが、空気感染は防げません。)
- コートや手袋などは、玄関に置くようにする。
- 帰ったらまず手を洗い、手についたウイルスを流す。その時顔も洗うとよい。
- その後は髪の毛などは触らないようにする。
- 鼻水や痰などは飲み込まず、かんだり吐き捨てたりして排出する。その都度手も洗う。
- 十分な睡眠、規則正しい生活としっかりした食事をとって、免疫機能が衰えないようにする。
感染を防ぐには、 ディフェンス(手を洗うなど)とオフェンス(免疫力をつける)のバランスが大事ではないかと思います。
予防接種はあらかじめ指名手配書を免疫機能に配っておくようなイメージですね。
それがあると、もし体内に入ってきても対策が取りやすいので重篤化しないということです。
その「不安」はどこからやってくる?
日常感じるネガティブな感情といえば、不安な気持ちということが多いのではないでしょうか。
不安とは、
[名・形動]気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。また、そのさま。「不安を抱く」「不安に襲われる」「不安な毎日」「夜道は不安だ」(goo国語辞書)
と辞書にもありますが、自分がこの先何かに脅かされるような、漠然とした恐怖を感じている状態とも言えます。
漠然とした感情、というところがポイントなのかなと思います。
将来のこととか、子供の成長とか、人間関係とか、自分ではハンドルしきれないところに対する心配とも言えますね。
東洋医学では、からだの偏りによって感情も左右されるという考えがあります。
不安に関していえば、腎虚証の人は五感が「恐・驚」なので、不安がりやすいと解釈します。
ちょっとのことで驚いたり、些細なことも怖がったりするということです。
腎が虚すと、腎が持つ堅める力が弱くなるので、からだの軸がしっかりしないため気持ちもふらふらしてしまいます。
また、腎は五神のうち「志」を持ちますので、腎虚のときの心は志が弱まった状態になっています。
自分はこうやっていきたい、あれを目指すんだ、という気持ちが弱いということは、どうしよう…という迷いや不安が生まれやすくなるのです。
要するに、五臓に虚がなければ、不安という感情に苛まれることはないということなんですね。
最近の研究では、血糖値の値によっても不安感が増したりすることがあるとしています。
血糖値が高い時は多幸感や万能感が生じやすく、その後インスリンが分泌されて低血糖になると一転不安やイライラなどネガティブな感情が生まれやすくなるということがわかってきています。
また、女性ホルモンのバランスの乱れによって感情が不安定になりやすいということは、女性の方の多くが経験していると思います。
他にも、天気や季節の変わり目などでも不安感が増すことがあります。雨が降りそうなときや、夏から秋になる時などですね。
このように考えてみると、とある状況にあった場合は不安になる、という絶対条件は存在しないと言えるのかもしれません。
例えば将来のことなどに対して、同じような条件下においても、全然不安に思わない人もいれば不安で仕方ないという人もいます。
50代の方で借金無しで5,000万円貯金があっても不安でしょうがない、という相談記事を見たこともありますし、貯金がなくても全然悩まない人も少なからずいます。
おそらく不安という感情は、予測されるネガティブな状況を受け止められるかどうかで発生するかしないかが決まるのかなと思います。
今予測可能な範囲で自分のできる準備や対策をして、あとは天命に任せるということができるかどうか。なのですよね。
だから、こころやからだの状態がしっかりして力がある時はあまり不安を感じないのでしょう。
不安な気持ちが湧き上がってきた時、今天気が悪いからだなとか、疲れているのかもと自分の状態を客観視できると、不安そのものに取り憑かれることなく、気分は悪いかもですがやり過ごすことはできるのではないかと思います。
生きているとは、自然に逆らうこと!?
昨日、テレ東の「家ついてっていいですか?」を見ていましたら、取材をされた方の故郷に約50年ぶりに帰ってみるという特別企画をやっていました。
帰郷先はかつて北海道の炭鉱で栄えた町。
現在は炭鉱も閉鎖されているので、彼は町は寂れているだろうと予想はしていたのですが、実際行ってみると想像以上に何もなくなっていたんですね。
特に実家があったところは、両親が入植して開墾したはずの土地が草木に覆われてしまっていました。
それを見て彼が、両親がきた時はこんなだったんだろうな、そんな初めの姿に戻ってしまったとの趣旨の言葉をつぶやきました。
人が耕して田畑を広げ家を建てた土地でも、何十年か放置されると元に戻ってしまう。
その土地のあるべき姿になっていってしまうのか、、と見ている側も考えさせられました。
そこに同じように人が住み続けていれば、人の住む環境は保たれていたはずです。
この横浜のように、開発された山が木に覆われたりすることはないのです。
このことは、人のからだにおいても同じだなと思いました。
人のからだが人として存在するには、自然に逆らっているという側面があります。
自然においては、冷たいものは下降し、暖かいものは上昇します。
ですが、人体内においては、陰の経絡は下から上に、陽の経絡は上から下に流れています。
能動的に物理現象と逆の動きがあるから、全身が温まり、その熱で活動でき、それを制御できているんですね。
そういうふうに気が通っているから、気が全身をめぐっているからそれが可能なのであり、逆に言うと死とはそういった気の活動が停止した状態といえます。
なので、死ぬと、陰である肉体は陰である下へ、つまり土へ還り、陽である魂はからだから抜けて天へ上っていく、つまり自然と同化していくのです。
また、人のからだから排出されたものは穢れたものとされますが、けがれ=気枯れで気がなくなったものという意味で、それらは自然と同化します。
以前もこのお話しにふれましたが。
subaruhari9.hatenablog.com
このように、人(生き物)は自然に逆らった存在なのに、季節や昼夜のリズムに応じた生活をすることが大切、自然に逆らわずに生きるのがよい、と言われます。
このことは東洋医学の基本でもあります。
これはどういうことなのか。
人のからだは自然と逆の動きをしているからこそ存在しうるとはいえ、自然から断絶しても生きていけません。
生命活動のエネルギー、つまり気を巡らせる原動力はよそから、つまり自分を取り巻く自然からしか得られないからです。
食べ物にしても、暖かさなどの気候にしても、自然から得たものを利用しなければ死んでしまいます。
ということであれば、エネルギーをより有効に利用するために、できるだけ効率よくそれらを得ることが必要になってきます。
それが、季節などの自然のリズムに合わせた生活ということになるんですね。
夏には夏の暑さを利用して活動し、冬は冬の寒さに逆らわず引きこもり、その時々に採れる一番栄養がある食べ物を摂る。
そうすれば、からだへのダメージも少なく済み、命を長らえることができるよと。
そういうことを、東洋医学ではあれこれ説明しています。
自然に逆らった存在を存続させるには、自然に従った生活をすることが大事、とはなんとも矛盾に満ちた話ですが、生物の存在自体、自然界から見たらヘンなもの、矛盾したものなのかもしれないですね。
生きてるということは、ほんの数十年、人体という自然から独立した存在を与えられた状態だといえます。
せっかくなのでできるだけ効率的に長らえるよう、自然に合わせて生活してみてはいかがでしょうか。
現代社会、なかなか難しいですが。