女性のための鍼灸院 すばるのブログ

横浜市港北区大倉山。静かな町の片隅にある鍼灸院です。鍼灸を通して、妊活、美容鍼、更年期などの女性のお悩みに取り組んでいます。

マスク売り切れでも慌てないで

毎日、新型コロナウイルスの報道がたくさん流れています。

死者や感染者の人数をみると、怖いな、、と思ってしまいますね。

特に身近な問題としては、マスクが売り切れているということではないでしょうか。

どこも売り切れてしまっていて、買えない状況が続いているようです。

外出の時はマスクつけないと怖い!と感じるのかもしれないですが、マスクをしていれば大丈夫という訳ではありません。

また、せっかくマスクをつけていても無意味になっている場合もあります。

 

マスクの意義

マスクでウイルスの侵入は防げません。

ウイルスは電子顕微鏡レベルの小ささなので、ウイルスの侵入を防ぐためには、呼吸ができないほど隙間をなくさないといけないからです。

空気中にウイルスが単独で漂う状況は、バスや狭い部屋などの限定的な密室状態でないとありえません。

 

マスクは、感染拡大防止に役立ちます。

新型コロナウイルスにかかっている人が、咳やくしゃみをばらまかないためには有効です。

また、すぐ横にいるような近さで咳やくしゃみをされた時、マスクをしていればそれを浴びないですむ、という状況では、感染予防になりえます。

そのような状況で感染者の咳やくしゃみの飛沫に含まれていたウイルスを体内に取り込んでしまうと、感染する場合がありますが、必ずうつったり、発症する訳ではないです。

 

とはいえ、会社内や電車の中などで無防備でいるのは不安かもしれません。

狭い空間では、マスクをしていたいと考えたくなるかと思います。

ただし、マスクの扱いに注意が必要です。

もしウイルスが空気中に漂っていた場合、マスクの外側にはウイルスが付着していると考えられます。

そして、マスクを触ってしまうと、手にそれらが付着してしまいます。

室内に入る時ポケットやカバンに一度使ったマスクをしまったり、それを取り出してまた外出時につけ直したりすると思いますが、その時にマスクについていたウイルスは手についてしまいます。

ずらしたりするときもマスクの外側をつまんでしまいますが、NGです。。

それを言ったら服やカバンにもついてることになりますが。

また、マスクをすると呼吸がしづらいからといって、マスク内で口を開けていたら意味はないかも。

 

感染防止に有効なのは手洗い

インフルエンザも同様ですが、新型コロナウイルスも、手から体内に取り込まれるというのが主な感染経路です。

以前、インフルエンザの時にも書いた通り、体内に取り込まれる場合粘膜から入るので、その経路を断つように気をつけます。

それを踏まえて、感染予防として気をつけることは

  • 手洗いをしっかりする
  • 外では口から息を吸い込まない(鼻呼吸をする)
  • 目をこすらない
  • 唇を舐めない
  • 爪やささくれを噛まない
  • 鼻水や痰を飲み込まない

 などとなります。

新型ウイルスというとすごく怖い響きがありますし、トップニュースで扱われると注目せざるを得ません。

ですが、正しい情報を知り、自分の状況に合わせた対応をすれば大丈夫な病気です。

もしかかっても、致死率どころか、重篤な症状に陥るパーセンテージも低いのです。

きちんと知らないまま、イメージでむやみに怖がったり、それどころか差別したり偏見を持ったりすることのないように気をつけたいと思います。

 ↓簡潔にまとまってると思いますが、サイトタイトルのアイコン写真はよくないと…汗

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