不妊治療のストレスを溜めないためにできることとは。
現在、不妊治療は決して珍しくありません。
結婚してから子どもを授からないなと思ったら、まず病院にいってみるという選択も抵抗感なくされる方も多いかと思います。
病院に行って状況を知り、その上で不妊治療を進めていくかどうか考えてみるのは大事なことにも思います。
でも、実際治療を始めると様々なストレスがあることも、ひとつの事実としてあります。
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不妊治療のストレスとは
先の見えないストレス
不妊治療にはいつまで、というゴールがありません。
いつ妊娠するかわからないし、必ずという保証もない。
費用や年齢でここまでと決めることはできますし、決めておいた方がよいと思いますが、それに納得できるかは難しいことです。
周囲のストレス
他の人と比べてしまったり、他人からのこころない言葉に傷ついたり。
自分は自分と言い聞かせることにも、疲れてしまうということもあると思います。
治療のストレス
通院してみると、たくさんの検査を受けたり、薬を飲んだりします。不妊専門外来は混んでいることが多いので、待ち時間も長く、半日かかることもあります。通院する日数も多いので、かなりの時間をとられ、費用もかさみます。
このように大変なことが多いので、だんだんしんどくなってしまうこともあります。
子供がほしいと思うのは夫婦の自然な感情なのに、それがストレスになってしまうのはつらいですよね。
どうしたらストレスを大きくしないようにできるか、思うことをまとめてみます。
ストレスに取り込まれないために
「どうして」を止めてみる
どうしてうまくいかないのか、どうして生理がきちゃったのか、どうしてわたしだけ、などと考えてしまいがちですが、考えているとしんどくなってしまいますね。
その「どうして」に答えがないから。。
逆に言えば誰のせいでもないので、なにが悪かったのかなどと自分を責めることではないと思います。
生理がくるとがっかり、と思うかもですが、生理がくるのは健康な証拠です。
妊娠しなくても健康ですが、生理がこないのは健康と言い切れないです。
このように、他の「どうして」にも違う見方があるのではないでしょうか。
答えのないことを考えるのは一旦止めて、早く寝るとか、今できることをやってみてほしいと思います。
客観的な視点を持ってみる
お子さんは?と聞いてくる人などに遭遇するなど、いやな思いをする場面はある程度避けられません。
どうしてそんなこと言うんだろう、無神経だなと思うかもですが、この年代の人からしたらほんとに不思議なんだろうなとか、健康で幸せな夫婦に見えるんだなとか、思ったことをすぐ言う人なんだなとか、一歩引いて見るとちょっと冷静に受け止められるのではないかと思います。
「どうして」防止にも、いいかもしれません。
独りで抱え込まない
無神経さや悪意がなくても、無いから余計堪えることもあります。
そんな時、話を聞いてくれる人がいるといいですよね。
一緒に頑張っているパートナーと話ができると一番ですね。
そのためにもパートナーとは、治療を始める前によく話し合っておくのが大事に思います。
友達や母親とか叔母とか会社の先輩とか、信用がおける人はそれぞれかもしれませんが、悩みを打ち明けられる人の存在は大きいです。
ストレス解消法を作っておく
誰かに話を聞いてほしい時、いつもそれがかなうとは限りません。
落ち込みそうな時、傷ついた時、とりあえずこれをする、というのを決めておくというのもいいかなと思います。
カラオケに行く、お笑いのDVDを見る、とかなんでもいいんですが、思い悩む前に取り組めて、手軽にできて健康を損ねないものがよいと思います。
いかがでしょうか。
そうは言ってもねと思うかもしれませんが、なにかの気づきに役立てられたらさいわいです。
はりもストレス解消にいいですよ↓