風疹が流行しています!
国立感染症研究所が、風疹の患者が昨年の5倍超の496人に上ると発表しました。それを受けて日本産婦人科医会は、妊娠初期の妊婦さんの外出を控えるなどの自己防衛まで訴えています。
風疹は子供の頃にかかったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、発疹が出る他は風邪に症状が似ています。
命に別状がある場合はほぼありませんが、妊娠20週までに妊婦さんが感染すると、胎児に障害が残る可能性があります。
日本産婦人科医会はこれまで予防接種を推奨してきましたが、予防接種の効果が発揮されるまで3週間かかるので、自己防衛も同時にやってほしいということです。
障害は聴力や心臓疾患に出やすいです。
障害が悪いことであるとは思いませんが、防げるものは防いだ方がいいですよね。
そうなってしまった後に、後悔と自責の念にとらわれてしまうのは辛いことです。
大人にとっては身近でもなく、重篤な病気ではないかもしれませんが、不妊治療に取り組もうかと考えてる方はぜひまず風疹の予防接種を済ませていただければと思います。
妊娠する女性だけでなく、ご主人も予防接種をうけていただきたいです、もし感染したとして、誰かに移してしまうかもしれません。
30代~50代の方で、小学生の頃予防接種を受けてない年代があるそうです。
どうか他人事と考えず、ご検討ください。