5月病?からだに表れるサインを見逃さないで
大型連休があけて2週間、忙しさに追われる日々に戻ると、すでに遠い出来事のような気もしてくる時期です。
4月に就職、引っ越し、進学などで環境が変わり、なんとか連休まで頑張ったものの、休みが明けたらやっぱりつらい…頑張れない…と悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
新しい環境は緊張もするし、周りの人の性格も人間関係もつかめず、仕事もわからないことばかりなので疲れるとは思います。
それが本当に自分にとってしんどくつらいものか、慣れてないだけかはすぐにはわかりにくいです。
それでも、体調に変化が起きてきたら、注意が必要です。
- 食欲がない
- 眠れない
- だるさ、疲れが取れない
- やる気が出ない
- 楽しいことが考えられない
このような症状がみられたら、いまちょっと思ってる以上にしんどいんだなとからだの状態を振り返ってみることが大事です。
ここで焦って、早くなじもうとか、仕事を覚えなきゃとか張り切ると、からだとこころのギャップがさらに広がってしまい、さらに負担をかけてしまいます。
また、すぐ怒鳴る上司がいるなどの不運に見舞われたら、まともに受け止めずに、いったん冷静に観察してみてもいいかもしれません。
自分の処理能力を超えた時に怒鳴るのだな、その上の上司に絶対に悪く思われたくないんだな、などが見えてくると、対応方法も考えられます。
そしてそのことから、会社全体が病んでいるのか、上司個人に問題があるのか、それによって対応も変わっています。
上司個人に問題があればもっと上の上司や人事に相談することもできるでしょうし、そこも怪しければ会社全体の問題で転職も視野に入ってきます。
このように冷静に考えるには、からだがしっかりしている必要があります。
肝虚だと判断力が鈍るし、脾虚では思い悩むばかりで先に進めません。
肺虚だと抵抗力が落ちて風邪をひいてしまいます。
腎虚になると怖がってばかりになってしまいます。
だからこそ、からだの不調を早めにキャッチしてケアすることが大事になってくるのです。
休み明けで十分休んだはずなのに、と悩む必要はありません。
少しでも上記のような不調がみられたら、からだを休め、好きな趣味をしてみたり、家族や友人との時間を取ってみたりなどのリフレッシュを取り入れるようにして下さい。
時間が経てばいろいろ見えてきますので、やはり転職しようとか、あの人は案外浮いてるんだなとかがわかるようになったり、話が合う人が見つかったりなど対応が取れるようになると思います。
気候はよい季節なので、気持ちを整えてなんとか乗り切りたいですね。