夏の気温差対策に、アウトドア製品を活用しよう
今日は夏至のようですね。
一年で一番日が長いけれど、梅雨で天気の悪いことが多く実感に乏しい年もあります。
今日は晴れたので、遅くまで明るい一日を堪能できた気がします。
梅雨のただなかですが、案外梅雨の期間て雨降らないんですよね。
曇ったり、薄日が差したり、ちょっと降ったり、一日雨だったり、、をぐずぐずと繰り返しながら夏に向かっていくような感じでしょうか。
梅雨で困るのは蒸し暑いことですね。
気温がそれほど高くなくても 、少し歩くと汗が出る。
暑いからエアコンを入れても、気温が高くないからあまり解消されなかったり。
そのくせ電車の車内や銀行などの施設はガンガンエアコンで冷えていたりします。
ただでさえ気温の上下する日々でしんどいのに、一日のうちでも蒸し暑いところから冷えた環境に移動したりで、からだがへとへとになります。
このようなときに気をつけたいのが、かいた汗でからだを冷やしてしまうことです。
蒸し暑いと、すぐ汗が出るのに衣服に吸収された汗はなかなか蒸発していきません。
水分を含んだ衣服が冷えた環境で肌に触れるととても冷たい。
冷やされた水分がからだに触れていることで、からだの熱が奪われてしまいます。
このような環境は、ある場所と共通しています。
それは山です。
山の頂上は気温が低いことが多いのです。
標高が高いと気圧が下がり、気圧が低いと空気が薄くなるので気温が下がる。
それと合わせて地面の温められた熱が届かない。
このような理由によります。
そして山を登るのは大変で、たくさん汗をかきます。
たくさん汗をかいた状態で、寒い頂上に到着する。
これは歩いて駅まで行って汗だくになり、エアコンの効いた電車に乗るのと同じです。
山登りでは、体調の変化は避けるべき危険なことなので、かいた汗をいかに早く乾かすかが重要です。
そのため、アウトドア用のシャツは汗の吸収性と速乾性に優れています。
吸収しても蒸発しにくい綿素材のシャツは、基本作られていないくらいです。
(ポリエステルか、冬ならウール素材のものがほとんど。)
これを日常生活にも応用するとよいと思います。
全身登山の恰好で出社するのは難しいかもしれませんが、着替えてもよいところであればそれもよし。
インナーに取り入れれば、サラッと快適に過ごせると思います。
汗対策の施された下着もありますが、専門分野の力を借りるのも悪くないのではないでしょうか。