女性のための鍼灸院 すばるのブログ

横浜市港北区大倉山。静かな町の片隅にある鍼灸院です。鍼灸を通して、妊活、美容鍼、更年期などの女性のお悩みに取り組んでいます。

痛みからわかること。

病院などに治療に行こうと考えるとき、だいたいはどこかに痛みを感じた時ではないでしょうか。

頭が痛い

お腹が痛い

腰が痛い

など。。

痛みがあると不安になりますし、ないより辛いですね。

気持ちも沈みます。

そして病院に行ったら、痛みについてお医者さんに説明すると思います。

頭のこめかみのところがずきずきするとか、急に激しい痛みが襲ってきたとか。

この痛みについての感覚が、鍼灸治療においてもとても重要になります。

痛み方の特徴によって、どんな証なのか推測できるのです。

 

痛みの種類
  • 脹痛(張った感じ、苦しい感じの痛み)…気が滞っている状態の時の痛みです。
  • 刺痛(刺すような痛み。場所は固定)…お血があるとこの痛みが出ます。
  • 酸痛(だるい痛み)…虚がみられるときや痰湿があるときの痛みです。
  • 灼痛(灼熱感をともなう痛み)…熱がある時の痛み。
  • 疝痛(差し込むような痛み)…肝の病症で、臓器の痙攣が原因です。
  • 隠痛(がまんできる持続性の痛み)…虚証です。

 こんな感じで、痛みからの情報を合わせて証を考えていくことができます。

また、急性症状は痛みが激しく、慢性症状はずっと続く、気になるなーという感じの痛みになります。

わりと重要な情報になるので、結構尋ねてしまうのですが、意外と痛みを説明するのは難しいんですよね。。

なるべく感じたように表現いただけたらと思います。

 

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