ツボを自分で探してみよう。
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昨年9月にも取り上げていましたのですが、NHKは東洋医学推しになったんでしょうか?
昨日の特集では、自分で押すとよいツボを紹介していました。
合谷、郄門、足三里、三陰交の4つです。
郄門(げきもん)はそれほど有名ではないですが、ほかの3つはよく取り上げられるツボですね。
ツボ推しは気軽に行える健康法です。
根本的な治療にはなりませんが、少し痛みを和らげたり、不快感を軽くするくらいの効果は得られるかもしれません。
ここを押せば治る!というものでもないということは、理解しておく必要があります。
覚えておくと便利ですが、用い方には少し気を付けた方がよいこともあります。
探し方
ツボを調べると、だいたいの場所が紹介されていますので、それに従って探すのが基本です。
目安の場所がわかったら、指の腹を使って、それがスッと嵌まるようなへこみを感じるところを探します。
押してみてイタ気持ちいい感じがしたら、そこがツボでよいと思います。
すぐ見失ってしまうので、ペンで印をつけるとよいです。
押し方
力任せに強く押せば効くという訳でもないので、力を込めるのは避けましょう。
あざができてしまうこともあります。
ツボに対して垂直に、指の腹を奥に向かって沈めるように押します。
離すときも押したときと同じ早さで、ゆっくりです。
押すのは、親指がよいです。
力が自然に伝わりやすいと思います。
気を付けること
歯が痛むからといって合谷をグイグイ押しまくっても、そんなに変わりません。
押しても変化を感じないときは諦めた方がよいです。
三陰交は、指で押すよりお灸を使うことをおすすめします。
三陰交はデリケートなツボなので、刺激が強いと逆効果になることもあります。
特に妊娠初期は押さないでください。
ツボはきちんと取る
位置がずれていると、効果が得られません。
足三里は有名なツボのわりに、取りにくいです。
自信がないときは、お尋ねください。
以上のことに注意して、うまく活用していただければと思います。