スピッツMIKKEツアーライブ感想。その1
約2年半ぶりに、スピッツのワンマンライブに行ってきました。
フェスなどには度々出演していて見に行ったりもしてましたが、ニューアルバムのツアーのライブはまた格別。
12日と15日、チケットが取れまして2回行くことができました。
1回でいいじゃんと思うかもしれませんが、ライブなので曲や話の内容が変わったりするんですね。ファンとは欲張りなのです。
始まる前の感じ
時間がなくてそんなに早くは会場に行けませんでしたが、人気のグッズを買うのに相当並ばなければダメだったようです。
お客さんの年齢層はスピッツを現役で聴いてきた世代だけでなく、こどもから70代くらいまで幅広く、そして落ち着いた感じでした。
みなさん、スタンダードな演目の演劇を見に来たのかな?というくらい。
でもツアーTシャツを着てる人もちらほら見かけ、ライブ機運は高まります。
ステージのセットはいつも通りシンプル。
(たぶん)スチールの立方体の枠をいくつも積み上げたようなものが、様々な高さになってバックに並んでいるだけです。
開演時間定刻通り、ステージが暗転。。
1見っけ
ここ数年メンバー入場時にかかっていたSUGINAMI MELODYのオープニングSEがかからないなーと思ったら、見っけのイントロが!
キラキラ感、ワクワク感にあふれた”見っけ”で始まるの正解、大正解だよ!
イントロは青白いたくさんのライトが光って、歌いだしとともにステージが明るくなり、ステージ上にはスピッツが登場。
あー、ご本人たち!ライブ始まったー!
2はぐれ狼
そうそう、これ絶対ライブでやるべき曲。
ギターリフもメロディーも、やっぱりライブで聴くとなおさらよい。
サビではお客さんものってます。
はーぐーれおーかみー♪ってやりたかったから、ありがとうです。
3エスカルゴ
この特徴的なイントロは!
イントロからのれる曲、エスカルゴが3曲目とは後半何を出してくるつもり!?とばすねー!ついていきますよ!
4けもの道
赤いスポットライトがベースの田村さんにあたっているということは、この曲で決まりです。
ライブが盛り上がってくる最後の方でやることが多いのに、畳みかけてくるなぁー!いいよいいよ-!
ベースのソロもっと長くていいのにな。
ソロの後のダウンピッキングが始まったら、もうみんなで暴れる合図。
5小さな生き物
暗転後、マサムネさんにスポットライトが当たり、アコギの音色と歌声が。
優しく力強い歌、小さな生き物ではないですか。
ライブでやってくれるとは。
ミディアムスローなリズムに、かみしめるようなマサムネさんの歌声がからだに染み込んでいく。。
タメのあるドラミングがいいなあ。
MC1
今回はMCをきちんと覚えていないので、断片的に。
いつも通り、本日はお忙しい中スピッツのライブに時間を割いていただきありがとうございます、という丁寧なごあいさつから始まり、右側の人~
真ん中の人~とそれぞれの客席に手を振ります。
真ん中の人~で前の方の人たちも手を振り返したら、あなたたちは前の方だからってダメ出しが。わからないよー。
後ろの人はついてないと思ってるかもしれないけど、来年はいいことあるからって励ましてました。
6遥か
次は激しい曲?優しい曲?どっちかな?と思ってたら、優しい方がきた!
メンバー全員(おそらく)でのイントロのコーラスが微妙に不安定で、ライブっぽくてよい。
CDだとはかなげな曲だけど、ライブだとマサムネさんの声量が際立つ感じ。
バンドサウンドの聞こえ方も力強いので、同じ曲でも雰囲気の違いを楽しめる。
7快速
見っけからの曲、再び!
照明が青と、緑色の横のラインが流れるように光って、曲のイメージに合っていたのがきれい!
途中、アーオ、アーオ、アーアーってコーラス入るの、メンバーの誰かが歌ってるのかと思っていたらマサムネさんだったんだね。
こんな感じで、ライブだとこのギターはテツヤさんだったのか!とかわかるのも楽しい。
8放浪カモメはどこまでも
MVが好きで、一度はライブで聴けないものかと思っていた1曲!
やってくれてありがとう!
オリジナルはサウンド重めだけど、ライブでは逆にあっさりした音になっててちょっと意外。
PA(音響)さん、もっと低音ガツンとお願いします!違う?
それと、マサムネさんの歌声が当時よりうまくなってるのでなんとなく、優し気な響きに。
ロックって曲によってはガサツな声がよかったりするのもある。ミッシェルとか。
年齢とか音作りとかに影響を受けると思うと、案外ロックってデリケートなのかもしれない。
その2に続く。