生理を嫌いにならないで。
女性なら生理について悩みを抱えている方も少なくないと思います。
お腹が痛くなったり、イライラしたり、ミスが増えたりと、生理前や生理中はいつもどおりにからだが働かず、もどかしい思いをすることもあるでしょう。
ですが、生理がきちんと毎月訪れるのは女性として健康であるということの証しでもあります。
生理を観察することで自分のからだの状態を見直し、健康に過ごすための指針とすることができます。
生理は精神的な影響も受けやすいので、からだだけでなくこころの異常も反映されます。
生理がきちんとこないとき、生理痛やPMSがひどいときはなにかあったかを振り返ってみるよい機会と考えることもできるのです。
無月経はそのままにしていると不妊に繋がりますし、生理痛がひどいからと鎮痛剤を常用すると肝臓に負担がかかります。
生理に何かあるということは、からだが一生懸命異常を訴えているとも言えます。
からだからの声を無視せず、耳を傾けてからだをケアすることを考えてみてほしいと思います。
からだの状態を観察する癖をつけておくと、足を冷やすと生理痛がひどくなりやすいな、とか排卵の時に少し頭痛がするな、とかが見えてきたりもします。
また、いつもの状態とちょっとおかしいなという時との違いもわかるようになります。
台所や仕事の机の上を作業を終えた後に毎日片付けておくとひどい汚れがたまらないように、からだもちょこちょこメンテナンスしておくと大事になることを避けられると思います。
からだのことですので、それでも問題が発生することもありますが。
要するに、からだをメンテナンスするのに生理を利用しない手はないということです。
うっとおしい生理ですが、ぜひ味方につけてからだをより健康に保つようにポジティブにとらえていただけたらと思います。